PATEK PHILIPPE Cal.324 S C
2004年初出。直接の原型機であるCal.315 S Cは1991年に開発。
巻き上げ車を変更したCal.315/190、主ゼンマイのトルクを増強し、
輪列にSPYRを導入したCal.315/290を経て、ハイビート化された
2004年にCal.324となる。
薄型化が見込めるオフセット輪列+3番車による秒カナ駆動という構
成のため、
運針を安定化させるためには、銅合金製の秒カナ規制バネが必須だった。
直径27.0mm、厚さ3.30mm。29石。2万8800振動/時。
パワーリザーブ約45時間。